あなたは最近いつ、本を読みましたか?
今回の記事でいう本というのは主に実用書のことで、育児書や自己啓発本など、人が知識を得ようとしたり問題解決のために読む本です。
ネットで検索すれば欲しい情報が手に入るいま、本から情報を得る必要性が薄れてきています。
私も何か困った時など、すぐに情報が必要な時はネットで検索します。本をめくって情報を探すことはありません。
しかし、時間ができた時や気になる本を見つけた時など、日常的に本からの情報にも触れるようにしています。
実際、第一子妊娠中の時は特に時間があったので、毎日のように本を読んでいました。
育児と仕事で忙しい今、私が本を読むためにフル活用しているツールはKindleとAudibleです。これのおかげで私は今も読書を楽しめています。
今回の記事では、私が思う「本を読む意味」と、仕事や育児に忙しくても本を読む方法についてまとめています。この記事はこんな人に読んでほしいです。
- 読書をする必要性を感じていない人。
- 読書をしたいけれど、忙しくて読む時間がない人。
- スキマ時間を活用して読書をしたい人。
読書をしないと知識が不足する

知らなかったことを知って視野を広げよう
これは言うまでもないかもしれませんが、読書をすることで知らないことや新たな考えに出会えます。
本を書いている人というのは多種多様です。
著名な人やある分野で成功している人など、直接会って話を聞くことができないような方でも、その方が書いている本を読むことができればその経験や考えに触れることができます。
自分の引き出しにより多くの「知識」を貯めておこう
日常的に読書をしていると、自分が知らなかった情報や思いもつかない考え方に出会います。
たとえそれがすぐに役に立たないとしても、いざ何かの問題に直面した時に、知っていることが多ければ多いほど複数の選択肢から解決策を探ることができます。
一つしか試す方法がないと行き詰まってしまうことも、複数のアイデアやヒントがあれば解決できることは多いのです。
よく「育児書の通りにはいかないから、本は読むべきでない」とか「育児書に書いてあることがわが子にもぴったりと当てはまるわけない」という意見ってありますよね。
でも私は、そういう思いで全ての育児書を遠ざけるのはもったいないと思ってしまいます。
たしかに育児書の中にはマニュアル的なものもありますが、「もっと肩の力を抜いて育児をしていいんだよ」というような、親の気が楽になるようなメッセージを伝えているものもあります。
さらに、これまで悩みながら育児をしてきた子育ての先輩世代の体験談や、最新の研究をしている専門家の見解からは、育児の悩みを解決するためのヒントが見つかるかもしれません。
育児には自分の感覚や子どもへの愛情など、情報より大切なものもたくさんありますが、先人の知恵にも頼っていいと思うのです。
私が好きな本のひとつ『夢をかなえるゾウ2』にも、こんな一節があります。
仕事、お金、人間関係、幸せ・・・
人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。そんで本っちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。
その『本』でも解決できへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?(出典:水野敬也(2012)『夢をかなえるゾウ2
』より”ガネーシャ”の言葉)
自分が悩んでいることは、過去に誰かが悩んできたことである可能性は高いです。
本を読むことで気が楽になることもきっとあるはずです。
読書をすると自分の考えが整理できる

自分の価値観を知って、考えを言語化しよう
本を読んでいると、「この本には総じて共感することが書いてあったな」と感じることもあれば
「全くもって共感できなかった」という場合もあれば
「部分的には参考になるけど、参考にならない部分もあった」と思うこともあります。
この感じ方は人によって異なり、その感じ方があなたの価値観です。
人間誰しも日々思っていることや感じていることがありますが、その全てを言語化できているかというとそうではありません。
その漠然と思っていることが、「言語化された本を読む」という行動によって整理されることがあるのです。
このことを意識しながら読書をすれば、自分の意見をまとめるために考える癖がつきます。
日常的に考える癖をつけて問題解決を楽にしよう
何かの問題解決のために頭を使って考えるという行動が、苦痛だった経験はありませんか?
仕事や学校、家庭などでいざ問題が起こった時、問題を解決するために考え抜くという行動は、頭も使うし疲れます。
人間だれしも「めんどくさい」「できればやりたくない」と思うようなことかもしれません。
しかし、日常的に考える癖がついていると、問題解決のために考えるのが苦痛じゃなくなります。習慣化していることはキツくないのです。
読書をしないと身につかない力がある

本当に重要な情報を見極める力
本1冊に書かれている情報の中に、筆者が本当に言いたいことはどれくらいあると思いますか?
内容が濃そうな1冊の本でも、重要な情報はごく一部です。
こちらの動画に、今回私が伝えたい「読書をするべき理由」に重なる内容が分かりやすくまとまっています。
上記の動画内では、80:20の法則(パレートの法則)を用いて、本の情報のどれくらいが本当に重要な情報なのかを説明しています。
この法則が本の場合は90:10、つまり本の中の重要な情報の90%はページ数に換算すると、本の10%程度にあたると言われています。
100ページの本の場合は、本当に重要な情報は10ページ分ということになり、その10%の情報を見極めて理解することができないと、本当に大切な部分を見抜くことができません。
つまり、本を読むという行動によって、情報を取捨選択する力をつけることができるのです。
この力がないのは情報で溢れる現代においては致命的で、本当に探したい情報に行き着く過程で、大事な情報を見失ってしまいます。
忙しいママこそ本を読むべき

読書をして社会との接点を持とう
私も実際そうだったのですが、産休・育休中は社会との接点がぐっとなくなります。
そうなると視野が狭くなり、独りよがりな考えに偏ってしまうがゆえに悩みも出やすくなります。
読書をして「こういう考えがあるんだ!」と自分では思いつかないようなアイデアに出会いましょう。
そして家にいながらにして多様な価値観に触れ、自分の視野を広げていきましょう!
家庭内に「読書や勉強が楽しい雰囲気」を作ろう
将来子どもに本を読んでほしいと思うなら、まず自分が本を読む習慣をつけましょう。
「本を読みなさい」とか「勉強しなさい」とか言わなくても、子どもから自発的に行動するようになる一番の方法は、親がそれを楽しむ姿を見せることです。
はじめは読み聞かせから親子で楽しめるといいですね。
どんな本でも親子で楽しめるものを選んで良いと思います。
忙しいママにオススメの読書術
「Kindle」でどこでも読める環境を作ると便利
私は最近、本はほとんど電子書籍を購入しています。理由はスキマ時間にスマホで手軽に読めるからです。
移動中や育児の合間に、本を広げてという一手間がないだけでもかなり読む気になります。
なんとなくSNSを開く時間を、読書の時間に変えれば良いことだらけです♬
Kindleの読み放題「Kindle Unlimited」にも登録しているので、暇な時間ができたらアプリを開いて「カタログ」で面白そうなものがないか検索しています。
本屋さんで本を眺めて歩いてるような感覚で楽しいです。
\30日間無料体験できる!/
本の朗読サービス「Audible」でスキマ時間をもっと活用できる
電子書籍に加えて、Audibleという本の朗読サービスを使っています。
これの良いところは、家事をしながら、育児をしながらでも本に触れることができる点です。
私は皿洗いなどの家事をしている時に何かしら悩んだり考えたりしがちなので、その時間に有益な情報を聴くことで無駄に悩むことが減っています。
\無料体験登録で1冊タダで聴ける!/
思えば大学受験の時、自転車通学中にウォークマンで古文のゴロ暗記をずっと聴いていました。笑
耳で聴くというのは、意外と覚えたり情報をインプットするのに向いているやり方だなぁと感じています。
それでも無理をする必要はない
読書がどうしても苦手だ、読書がストレスになる、という方に、無理に読書を勧めるつもりはありません。
私はこれまでの人生で2回うつ病になったことがあるのですが、その時は好きなはずの読書が苦痛でした。
というか、本を読むことができませんでした。文字を文字としてしか認識できず、理解することができなかったのです。
そんな時は自分が好きだと思うこと、気が向くことをしていくのがいちばんです。
産後間もないママさんも、目は絶対に休ませたほうがいいので読書はほどほどにしてくださいね♬
まとめ:読書を楽しもう!
今回は、私が思う「読書をするべき3つの理由」についてお伝えしました。
これを機に少しでも読書をしてみたいと思ってもらえていれば嬉しいです。
ちなみに私はこれから、読書や講座や仕事の勉強などで学んだことはツイッターに備忘録として載せていくつもりです。
私が興味のある分野やトピックはこんな感じです。
子ども、保育、教育、療育、子育て、イラスト、デザイン、HSC・HSP、うつ病、がんばらない生き方、がんばらない働き方、在宅ワーク、リモートワーク
基本的に自分のためのメモですが、興味がある方は一緒に見てくださるとタメになることがあるかもしれません。
▼Twitterアカウント
最後まで読んでいただきありがとうございました。